2016年劇場公開予告編

出生直後に両親を交通事故で失い、一人で生きて来た女性。ある事件への関与で警察から逃亡中、突然現れた「組織」により、乗っ取られた実験宇宙ステーションの解放の手助けを要求される。

《CV:福島おりね》
『ヤンボウ ニンボウ トンボウ』『龍が如く』『ワンダフル101』『VANQUISH』他

織音の母。19年前に交通事故で命を落とした。織音が連れて行かれた実験用宇宙ステーションで、当時の姿のまま織音の前に現れる。

《CV:井上喜久子》
『ああっ女神さまっ』『マクロスF』『らんま1/2』『バイオハザード ヴィレッジ』『DEATH STRANDING』他

ある組織に所属するエージェント。組織が所有する実験用ステーションが乗っ取られたため、それを解放する手だてとして織音を探していた。

《CV:田中敦子》
『攻殻機動隊』『ジョジョの奇妙な冒険』『葬送のフリーレン』『ベヨネッタ』『アサシンクリード オリジンズ』他

ステーション内で、ある計画を遂行する謎の男。いつも薄汚れたパンダのぬいぐるみを持ち歩いている。

《CV : 平田広明》
『TIGER & BUNNY』『ONE PIECE』『宇宙兄弟』『グランブルーファンタジー』他

ユリの忠実な部下。コンピューターシステムに精通しており、ウイルストラップの設置や、ステーションのシステム解析を担当する。

《CV:木島隆一》
『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』『GOD EATER』
『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』他

ステーションにドッキングしたシャトルに常駐するオペレーター。ステーション内の状況の管理、連絡を担当する。

《CV:石黒千尋》
VOCALOID「結月ゆかり」ボイス担当の他、自身のチャンネル『ちひらぼっ』にて VTuverとしても活動中。

監督:栗栖直也

インディペンデントアニメーションレーベル Hand to Mouse.代表。企画2年・制作5年の歳月をかけ、ほぼ一人で本作を制作。平安時代を題材にしたファンタジー短編アニメ『文使』が東京国際アニメフェア・DoGA CGアニメコンテスト・NHKデジタルスタジアムにて受賞。続く短編『Turquoise Blue Honeymoon』でTSSショートムービーフェスティバル・AQコンテンツコンテストでグランプリを獲得。恋愛をテーマにした『文使』、結婚がテーマの『Turquoise Blue Honeymoon』に続き、親子をテーマにした本作は1つの集大成と位置づけて制作した渾身の作品。

Hand to Mouse.

音楽:Kawagen

’80年代から多数のゲームミュージックを手がけて来た稀代のサウンドコンポーザー。そのジャンルにとらわれない多彩な音作りで本作品を彩っている。AppleMusic、Amazon Music、SoundCloud等でチップチューン・デジタルポップ・ボーカル曲などオリジナル曲を多数公開中。その才能の一部を垣間みることが出来る。

Apple Music

主題歌 
Ann『1つだけ』
(FOR LIFE MUSIC ENTERTAINMENT)

Annによるセカンドシングル。やさしく、せつないメロディーと暖かく、愛くるしい歌声が心にしみ込んでくる至高の名曲。

音響効果:高梨絵美

音響監督:中村大樹

音響:浦田伸司

レコーディング:
ジョンジウン 
佐藤敦(オンリード)

音響協力:
関本弥生 
菅野恒在 
渡岳大

プロデューサー:
森田一人

販売元:インターフィルム

<収録字幕>

1、英語字幕
2、聴覚障害者対応日本語字幕
3、聴覚障害者対応日本語デカ字幕

<特典映像>

1、絵コンテムービー
2、設定資料集スライドショー
3、栗栖監督作品集
・『文使』
・『Turquoise Blue Honeymoon』

4、劇場予告編

<特典音声>
1、オーディオコメンタリー

Apple TV
TSUTAYA


Ann『1つだけ』

シングル

Apple Music
レコチョク
dミュージック

アルバム『うたかた』

レコチョク
dミュージック


監督より

『ねむれ思い子 空のしとねに』は7年の歳月をかけ、ほぼ一人で作画を行った50分の3DCGアニメです。完成後のビジョンなど一切無く、ただこの作品の力だけを信じて作り続けた孤独な日々。それが完成間際になり不思議な縁が繋がり、広がり、素晴らしい音楽と、素晴らしい演技と、素晴らしい音響を得て、素晴らしい作品へと仕上がりました。ひとりぼっちで始まった「私の作品」は多くのスタッフの想いがこもって、「私たちの作品」として産まれたのです。そして石ノ森漫画館での初上映以来、カナダ、イスラエル、ロサンゼルス、ドイツと海外での上映も広がり、思いもよらなかった人達の心に届いています。

 この作品が、皆さんの心にも届いてくれます様に。


<2025年リバイバル上映に際して>

本作品を完成させたのは2014年でもう十年も前になります。7年以上をかけて独力で制作したというだけで、これにまつわる苦労は枚挙にいとまがありませんが、数々の幸運で多くの方にご覧いただけたものの、まだこの作品を気に入ってくださるであろう多くの方に届いていないのではないかという気持ちもどこかにあり、また何よりこんなちっぽけな個人制作に誠心誠意ご協力いただいた方々に十分なご恩返しができていないという思いも強く、「苦労が報われた」と言い切れない所がありました。
そんな中、今回新作短編と共に劇場でリバイバル上映の機会をいただくこととなり、それならばと音響を5.1chにアップミックス、映像も当時の機材の限界で720p制作だった所を、最新技術を使ってフルHDまでアップスケールいたしました。初見の方はもちろん、前回劇場でご覧いただいた方やレンタルDVDで気に入ってくださった方にも楽しんでいただけるクオリティになったと思いますので、是非お友達をお誘いの上、劇場でご覧いただければとても嬉しいです。